カトリーナ@ニューオーリンズ
今日の西南地方も凄いことになっているみたいだけれど、ニューオーリンズのハリケーンは洒落にならん。死者1万人説も出ているらしい。
そこへ持ってきて、先日大将が父ちゃんと先代を引き連れて援助を乞うたばかりだというのに「現在推定されているハリケーン被害額をこの(ニューヨーク)株式相場に相当させれば、〇・六パーセントの降下である」というようなレポートが大手新聞に出てしまう当たり、かの国はやっぱすげーかも。ニューオーリンズの1個や2個、大した話じゃないってか。紹介して下さったfinalvenさんも驚いていらっしゃる。新聞社の論調としては「辛いことだけれど、明日からまた一生懸命働けば何とかなるさ。神様がわれわれを見捨てた訳じゃないんだから」といったところか。
われわれ島国の住人としては、米国の階級社会に触れる内田先生のご反応の方がしっくりする(カトリーナのもたらした災禍)。
アメリカ社会がことばの厳密な意味で「近代市民社会」になっていない
という先生のご指摘は、しかし一方で大災害時に略奪もレイプも起こらない、そんな社会あるんかいな、という煩太の素朴かつ無知丸出し型疑問も喚起する。
先生が例に出されている阪神大震災時の芦屋山手地区のお話は、かの国で言えばビバリーヒルズとニューオーリンズのダウンタウンを比較しているような印象も受ける。略奪はマスコミでは大っぴらにされなかったけれど、実は阪神でもあったんだという話も聞いた。アメリカが近代市民社会であるかどうかよりも、先生ご指摘の通り、階級社会の持つ歪みが被害を大きくしているという点に注目しておきたい。
さて何人かのミュージシャンが行方不明であるというニュースがやたらと気になってしまう煩太は、米大手新聞の経済論調と同じものを自分に感じるわけですが。
(付記)ニューオーリンズって人口50万人いないんだね。もっと大きな街なのかと思ってました。50万人というと、八王子? 世田谷は80万人だよ。
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